アトラクションと信心。

親愛なるあなたへ

今回お参りさせていただいた少林山達磨寺では鐘を突くことができます。

1:自らの心が穏やかでありますように
2:みんなが幸せでありますように

この二つを願って一回づつ突きましょう、と張り紙に。

倣いまして小生も。

そうするとそれを見ていたお子さんたちが「私もやりたい!」とお父さんお母さんに言い出したのですね。

それを見て思わず微笑ましい気分になりました。

本人たちは完全に「アトラクション」だと思っています。

ところが、それが本物の信心につながる大いなる一歩なのですから不思議なものです。

これは経験上。

私も今は神さま仏さま事にどっぷり浸かっておりますが(笑)子供の頃はお経などを完全にアトラクションとして認識し触れておりました。

何かを言いながら数珠をじゃらじゃらやって「りん」を鳴らすとか。

まあ失礼ながら「おもちゃ」という感覚ですね。

是非アトラクションでもレクリエーションでも積極的に触れさせていただければと思うのです。

真面目な親御さんでは「改まった気持ちなって」でないと神さま仏さまに失礼だと敢えて「触れさせないケース」があったり、逆にやるにしても「厳格さを強要するケース」を見受けるのですが、もちろんマナーと手順は最低限必要だと思いますけれども、いつかそれが本物になる日が来るのですから是非アトラクション・レクリエーションの軽さで。

by You