親愛なるあなたへ
The・横浜のイメージが最も強い地域、みなとみらい地区。
その先のウォーターフロントに臨む、山下公園に係留された海に浮かぶ文化遺産「日本郵船・氷川丸」を見学してきました。
戦前の1930年に日本・シアトル航路に建造された貨客船で、1960年の引退まで太平洋横断254回、船客数2万5千人余、第二次世界大戦では海軍特設病院船として転用されて3度の触雷にも耐え、戦後もう一度貨客船として復帰した、という波瀾万丈の歴史を持ちます。
船内にて全航路図を線で結んだ資料パネルを見ると、まさに「世界を飛び回った」。
その波瀾万丈な歴史に親近感を感じたのか(笑)見学もじっくりと味わうように。
最も印象的だったのが一等社交室でした。
ここの雰囲気が他の部屋と全く違い、穏やかな空気が流れています。
窓から入り込む光も「天使のはしご」がかかり、当時の優雅な雰囲気を彷彿とさせる。
波動は拡散する性質のものでありますが、歴史に彩られた波動は永久に留まり続けるのかもしれません。
歴史を肌で感じる。
波動で感じる。
ご縁が結ばれた、ここヨコハマでそんな体験をした一日でありました。
by You