連携プレーを大切にすると、自分がもっとよく分かります。

親愛なるあなたへ

チームで仕事をするときに大切なのが、チームワークです。

僕は飲食店で働くようになってから、それを強く感じます。

連携プレーで大切なのは、自分が今どの位置にいるのかを知るということです。

自分の立ち位置を、空から眺めるのです。

チームワークを大切にすることは、組織に染まってしまうことではありません。

逆です。

連携プレーの本質は、自分の位置を把握することですから、全体を俯瞰的に見つつも、その中に自分の存在を確認するのです。

優れた組織は、強いチームワークの中でも、個人の魅力がより引き出されます。

自分をもっとよく知ろうとする人は、連携プレーを上達させることができます。

サッカーの中田英寿選手の達人的なパスは、頭の中で3次元化したグラウンドを作り上げることができるからです。

でも、中心には必ず自分がいます。

「もっと周りを見なさい」と言われると、無意識に自分の空間だけポカンと空にしてしまう人がたくさんいます。

チームワークを上げることは、自分の存在を強く認識することなのです。

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