親愛なるあなたへ
受験戦争でお決まりのフレーズがあります。
「君は将来何をやりたいんだ」
「自分の進路をキチンと考えなさい」
親にも先生にも口酸っぱく言われます。
でも、高校生や大学生の段階でそんなものが見つかるワケがないのです。
ましてや、小学や中学の「お受験」の世界で本人に将来を決めさせるのは、親のエゴ以外の何物でもありません。
社会人になってからも進路が決まっていない人はたくさんいます。
親や先生の言う通り、何となく決めたフリはしてみたものの、毎日のルーチンに追われて、気づいたら定年。自分の人生は何だったのかを振り返る、というお決まりのパターンにハマッています。
高校生や大学生で、無理に進路を決める必要はありません。
高校生や大学生で進路や目標が見つかった人は、幸せなのです。
小学生や中学生で夢が見つかった人は、もうそれだけで人生成功です。
相手に夢を求めるのはやめましょう。
相手に進路や目標を求める人は、夢がない自分へのコンプレックスです。
自分には夢がなかったから、相手に自分の姿を投影しているのです。
夢がある人は、他の人に夢を求めているヒマがありません。
自分の夢で忙しいからです。
相手に夢を持ってほしければ、自分が夢を持つことです。
そして、それに向けて走り出すことです。
子供は、夢に向かって走っている大人を見て、夢を持ちます。
子供たちのために、今から夢を、持とう。
by You