いい人をやめると、人生が楽しくなる。

親愛なるあなたへ

28歳になるとき僕はいい人をやめました。

29歳で不良になりました。

30歳の今は不良道一直線です。

これまではずっといい人で来ました。

僕は、自分がいい人であることに満足していました。

でも、生まれ変わってからはいい人であることが息苦しくなったのです。

カッコいい男に、カッコいい大人になりたいな、と思いました。

今までいい人に満足していた自分は本当は幻想だったのです。

いい人はなぜカッコよくないのかというと、自分の世界観を持っていないからです。

自分の存在を周りの評価で決めてしまいます。

自ら意見を持つと、必然的に相反する信念を持った人とぶつかるのでそれが怖いのです。

いい人をやめてカッコよくなろうとすると必ず敵ができます。

いい人には敵がいません。

それがいい人の本質だからです。

不良になると、さらに敵が増えます。

世の中に存在するありとあらゆる概念の中で自分オリジナルの考え方を発信していくからです。

不良といっても、犯罪を犯したり反社会的なことをするのではありません。

子供のときの不良は校則や地域社会のルールを破って大人のマネゴトをすることでした。

大人の不良とは、世間の常識を破っていくことです。

子供のときの目を取り戻していく、ということです。

子供の不良はイザとなれば大人の助けが確保されているので安全パイです。

でも大人の不良は、生活を含めて自分自身に全責任が降りかかってくるので、過激です。

人生を楽しく過ごしたければいい人をやめて不良になりましょう。

いい人はやめられないのではありません。

勇気を持って決断するかどうかなのです。

by You