親愛なるあなたへ
世の中には様々な愛の形がありますが、全ての愛には共通していることがあります。
それは、相手を尊重する、ということです。
相手の存在を認めて、大切にする。
相手の自己肯定感を育むということです。
どんなに知らない愛があっても、これを頭に置いておけば間違えることはありません。
親でも上司でも、カワイイゆえに、または将来の心配ゆえに厳しくしつける人がいます。
厳しさも、当然必要です。
でも、そこには相手が自己肯定感を得られなければ、意味がないのです。
狭い世界でワザと厳しいデモンストレーションをしなくても、自己肯定感さえ育てることができれば、相手はどんな環境でも生きていくことができます。
それは、どんな環境であっても「自分は生きている価値がある」という地盤から原動力を生むことができるからです。
自己肯定感を育まずに「愛ゆえに」という大義名分で相手を潰している人が大勢います。
「愛ゆえに」は言い訳でしかありません。
「あなたはその立場に立ったことがないから」も、言い訳です。
自己肯定感を含まない愛を与えるときにもエネルギーがいりますから、与える側は自分がやってきた正統性を確認したいのです。
自己肯定感を育むためには、褒めることです。
甘やかすことではありません。
時には厳しいことを言いながらも、自己肯定感をめいっぱい育ててあげることが、愛を育むということなのです。
by You