隅々まで見ておこうという意識が、辛さを吹き飛ばす。

親愛なるあなたへ

仕事をしていて辛いなと思うことはいっぱいあります。

でもそれは、そこで死ぬまでおんなじ暮らしをすると思うから、辛くなるのです。

どんな状況であっても、自分の人生なんだから好きなように生きよう、と思っていると、辛くなくなります。

いつでも飛び出してやるぞ、という心持ちでいるということです。

すると、いつでも飛び出していいのだから、ここをもっと見ておこう、と思うようになります。

どうせ辞めるんだったら、もっと隅々まで見ておかないともったいないな、と思うようになるのです。

人は、与えられ続けると当たり前になってしまうのでありがたみを感じません。

失ったときに初めて「もっとしておけばよかった」となるのです。

今、どんなに大変な状況でも、その状況がずっと与え続けられるものだと勘違いするから、当たり前になって嫌になるのです。

バイキングに行ったときに、お店に入ったとたんに満腹になるのと一緒です。

でもいつかは変わる日が来ることを知っていると、もっとその世界を知っておきたい、という欲が生まれます。

もう少し見ておこうかなという想いが、意外な発見につながっていくのです。

by You