輝くために大切なのは、当事者感覚。

親愛なるあなたへ

先日、ゴスペルのコンサートに行ってきました。

職場のスタッフの一人が参加しているのです。

手作り感が素敵な温かみのあるプログラムとは一変、当日はものすごいエネルギーに圧倒されました。

歌っているメンバー全員が、輝いていました。

スタッフの彼女も、職場では見せない表情とキラキラオーラに包まれていました。

本気だな、と思いました。

年齢層は若い。

現役とOBに分かれていて、現役は学生さんでした。

会場全体を巻き込んでの大コーラスになりました。

みんなを巻き込めるこのパワーはすごいな、と思いました。

僕は一人で行きましたがノリノリになって周りと一緒に踊っていました。

感動のあまり、途中で三回泣きました。

コンサートに行くと二種類の人間に分かれます。

目の前でキラキラしている人が未来の自分と重なる人と、まったく別の世界の人間だと思う人です。

みんな盛り上がっているので、傍目からはなかなか分かりません。

盛り上がりながらも「あの人たちは特別なんだよね」「学生だからやっていられるんだよね」と言っている人は、目の前の人と自分を切り離してしまっているのです。

盛り上がっているけれど、何となく楽しんで会場を出たらすぐに熱が冷めてしまうのです。

ステージの上で輝いているのは未来の自分だと思える人は、当事者感覚を忘れていません。

会場を出た後、興奮して夢へ向けて走り出すのです。

僕は、キラキラしているゴスペルメンバーを見て「僕も将来ああなりたいな」と思いました。

自分よりもずっと年下で自分も学生を経験しているはずなのに、キラキラしている学生さんたちを見て「将来ああなりたい」と思うのです。

「自分にもああいう時代があった」ではなくて、「またあんな風になりたい」なのです。

当事者感覚を忘れない人は、必ず輝きを取り戻すことができます。

by You