相反する魅力を、持とう。

親愛なるあなたへ

僕は「ガンコですね」と言われます。

でも、打って変わって「素直ですね」と言われます。

いったいどっちなのですか、と相手が混乱します。

両方です。

熱いときもあるし、熱い自分を冷静に眺めているもう一人の自分もいます。

左脳も使うし、右脳も使います。

科学や理論が大好きだけれども、目に見えない世界やスピリチュアルな分野にも興味があります。

人生でも、石橋を叩いて渡るときもあれば、周りがアッと叫ぶ一手に出ることもあります。

僕だけではありません。

全ての人が、両方の性質を併せ持っています。

比重が違うだけです。

どちらか一方だけということは、ありえません。

どっちも持っていると、一見自分自身も混乱しそうです。

相反する魅力を持っても混乱しないためには、根っこに芯を持つことです。

「ガンコだね」「素直だね」という魅力は、表面上に過ぎません。

もっと深い根っこに芯がなくてはこの二つの性質を併せ持つことはできないのです。

「ガンコ」イコール「芯がある」ではないのです。

相手を認める器を持ちつつもブレないものが、芯があるということです。

傍から見える魅力を超越した次元に自分自身を置ける人が、相反する魅力を最大限に引き出すことができるのです。

by You