親愛なるあなたへ
人はみんな目の前のことに興味があります。
日常の忙しさに埋もれてしまうと嫌でも目の前のことしか見えなくなります。
でも、時々でいいので少し目を休めることも大切です。
本を読むことは素晴らしいことですが、時々遠くの景色を見るのが大切なのと同じです。
吉方位旅行の帰りの日、たまたま曾祖母の命日で月参りがありました。
お坊さんのことを「お寺さん」と呼びますけれども、久々に聞くお寺さんのお経に心が洗われる気持ちでした。
頭のてっぺんから悪いものがスーッと抜けていくカンジです。
抜けたあとの僕は、子供の頃の自分でした。
僕は小さいときにお経に興味がありました。
記事にもそのことが書いてあります。
お経というのはいつ聞いても新鮮です。
31歳になった今聞いても新鮮なのです。
感性が失われていません。
それだけ、昔自分が興味があったことというのは本物なのです。
人間は、心ゆさぶられたものごとに再会すると昔の自分に出会うことができます。
まるで、何十年も会っていなかった親友に会うような懐かしさに浸ります。
その懐かしさに浸ると、心がタイムスリップしていきます。
時計がいつもとは反対の方向へ回りはじめます。
時計がグングン戻っていくと、それと同時に可能性が無限大に広がっていくのが分かります。
昔の自分に出会って心を若返らせることのできる人は、何歳になっても可能性と自分自身を信じて前進する、永遠の少年少女なのです。
by You