親愛なるあなたへ
僕はどん底経験や衰運期を通して、とにかく落ちまくってきました。
落ちると、頑張れない人の気持ちが分かります。
幸せになるのが怖いという人の気持ちも分かります。
人の気持ちに敏感になるのはものすごい美徳のように言われますが、そうではありません。
気持ちを学ぶためにあえて辛い道を選ぶことはないのです。
そんなことないだろうと思うかもしれませんが、心の優しい人ほど苦難の道を自ら選んだりするのです。
相手の気持ちが分かるばっかりに、巻き込まれてお互い不幸になってしまうのです。
辛い経験はしないに越したことはありません。
僕が落ちていったのは、それが僕の役割だからです。
メッセージを発信していくという役割があったから神様が用意してくれたのです。
辛い経験のない幸せは悪だという幻想は捨てましょう。
苦労から幸せが生まれることはありません。
苦労の先にあるものは苦労しかないのです。
幸せは、自分がいかに恵まれているかに気づくことでしか得られません。
辛い経験や苦労はそのための材料でしかないのです。
僕たちはこの世で自らご機嫌でいるための修業をしています。
他の人になぐさめてもらうことは本当は不可能なのです。
人の気持ちに敏感になる前に、まずは自分の機嫌を取ってあげることです。
全ては自己責任です。
あいつは私の苦労を知らないと言っているのは、自分の機嫌を取る自立心の放棄なのです。
みんなが自分の機嫌さえ取ることができれば、嫌なことなどなくなるのです。
by You