親愛なるあなたへ
辛いのは環境が恵まれていないからではありません。
心が充実していないからなのです。
僕もどん底のときは辛い思いをしました。
今と違ってお金の心配など全くなかったのに、です。
この2年間、生活していけるかどうかのギリギリのラインを歩んできました。
お金の問題だけではなくて、一人で戦わなくてはいけない状況もしばしばでした。
環境だけ見れば、こっちの方が全然どん底です。
でも頑張ることができます。
それは気力が充実しているからです。
辛さは否定されるものではありません。
感情のバロメータには基準がないと書きましたけれども、感情と環境は必ずしも比例しません。
どんな環境でも辛いときは辛いのだな、と分かります。
と同時に、ものすごい辛い思いをしたとしても、それよりもっと大変な環境を乗り越えていける能力を持ち合わせていることにも、気づきます。
すると、自分の気持ちを大切にした上で次の一歩を踏み出すことができます。
頑張れる人は辛さを知らないのではありません。
辛さに打ちひしがれている人をバカにしているのではありません。
世の中で頑張っている人は、辛さを乗り越えることのできた夢の力に感謝しているのです。
夢に向かってひた走っている人は、相手の辛い気持ちを理解したくないのではなくて、それを越えた世界を共有したいと思っているのです。
by You