親愛なるあなたへ
人の成長には段階があるんです。
どの段階を飛ばしてもダメなんです。
囲炉裏に火をくべるのと同じです。
いきなりマッチを炭に近づけても火はつきませんよね。
まずは新聞紙やワラにつけるんです。
それで勢いよく燃え上がった火を小枝に分ける。
少し粘りのある火で最後に炭に火をつけます。
一回炭に火がつけば後はずっと燃え続けます。
どれがいい悪いってのはないですよ。
即効性があるのと、持続性があるのです。
新聞紙とかワラの火だけでもいいんですけど、たくさん用意しなくちゃいけないから効率悪いですよ。
持続性燃料に小さな火を近づけても効率悪いです。
だから、両方のいいとこどりをすればいいんです。
「守・破・離の法則」の話をしたと思いますけど、あれそのまんまです。
僕の場合も記事を強がって書いてきましたけれど、それはそれで必要な時期だったんです。
新聞紙とかワラで「ウォーっ」って燃え上がった方がいいんです。
逆にあの時にああいう書き方しなかったら巻き込まれて抜け出せないんです。
マッチで火をつけようとすると、面白がってみんな「フッ」て消そうとするんですよ(笑)
いるでしょ、そういうイタズラッ子(笑)
それで、今僕はこういう書き方に変えたんですけどすごいラクになりました。
でも、この書き方は今だからいいんです。
当時ではダメなんですよ。
人が成長するには段階があるんです。
今のあなたが、今一番成長できるあなたなんです。
だから、今の自分を精一杯肯定してくださいね。
心配しなくていいですよ。
グレたかったらグレればいいんです。
ただ、カッコ悪いからっていきなりマッチで炭に挑戦したり、よく燃えるからっていつまでも新聞紙やワラを使っていたら、疲れちゃいますよ。
僕は今斎藤一人さんの大ファンで一人さんの教えをたくさん学んでいるし、学んだことを書いてます。
僕が子供の頃から思ってきたこともです。
もちろん納得したことですよ。
納得しないことは僕の持論を通します(笑)
でも真理は一つなんでほとんどズレはないですけどね。
それで、今までお世話になった師匠がダメなのかっていうと、そんなことは決してないんです。
人には卒業という時期があるんです。
師匠を越えたとか言ってるんじゃないんですよ。
ただ、卒業なんです。
小学校を卒業して中学校に行ったからって、小学校の先生を越えたって思う人はいませんよね(笑)
それと同じです。
それでここからがポイントなんですけど、卒業したら卒業したところのものは手放すことです。
もちろん取っておきたいものはいいんですよ。
ただ、自分が苦しくなるまでとっておかなくていいんです。
人の意識って、自分が持っているものに同調するんです。
物からは波動が出てるんです。
だから、今のあなたにとって明るくなるものを置いておけばいいんです。
「今の」あなたですよ。
いつでも今のあなたを大切にすればいいんです。
今日よりも明日は必ず成長できますから、元気よくいきましょう!
by You