親愛なるあなたへ
青春の一ページは誰もが持ってる。
学生時代、炎天下で野球ボールを追っかけ、男は女を追っかけ、女は子供じみた同学年の男そっちのけで先輩と芸能人に熱をあげる。
そんな青春の日々があります。
青春の中では反抗することもある、未熟ながらに背伸びすることもある。
全てがいい思い出です。
世の中の人は、これができるのは10代までだと思っている。
大人になると常識を持って、社会に適合して、そして「大人の振る舞い」をすることが人として立派な生き方だと教えられてきました。
でも、中には順番が違う人もいる。
人って色々な人がいますから。
子供でも学生さんでも、「いい子」っているのです。
そういう人は本当に優しくて周りの和を乱すのが嫌いだから、すごく人間ができている。
青春時代と呼ばれる10代20代を菩薩さまのように過ごしてきて、反抗したことがない。
そういう場合、その人の青春はまだこれからなのです。
自分の言いたいことも言わず、反抗もせずに大人になると、今度は年齢という壁が邪魔をしてグッと押さえてしまう。
それは解放してあげた方がいいですよ。
あなたの青春はまだまだこれから。
僕なんか30過ぎてから子供のように「オレがオレが」ってやったんですよ。
恥ずかしいにも程がありますけど、それが青春です。
30過ぎてみっともないって言う人もいるかもしれないけど、カーネルサンダースは60過ぎても周りの言うこと聞かずにフライドチキンのフランチャイズはじめてるんです。
それよりずっとマシじゃないですか。
世の中に縛られずに不良でいく。
行動がたとえ子供じみても、常識から抜け出す青春を持ち続けられる人は素敵だなと、僕は思います。
by You