親愛なるあなたへ
仕事が分かる人、というのがいます。
仕事が分かる人が仕事ができる人かというと、そうではないらしい。
仕事ができる人は仕事が上手で仕事が早い人のことである。
ところが、仕事が分かる人、というのはまた別の意味になるそうだ。
仕事が分かるというのは、今その仕事が上手くいってるかどうかが分かる人。
そして、上手くいくためにはどうすればいいかという解決策を見つけ出せる人。
この「仕事が分かる人」というのは社長や管理職にとってとても大切な特性だという。
かの松下幸之助さんはこんなことをおっしゃっていました。
「経営者はそのことを、空気で感じられるようにならないといかん。工場へ行ったら、一歩その工場の中に入ったとたん、おかしいなということをピンと空気で分からんと本当の経営者とはいえん」
名医と呼ばれる人は聴診器を当てず画像診断もせず、患者さんと会った瞬間にどこが悪いのか分かるのだと言う。
それが他の仕事にも当てはまる。
いちいち数字を見てここがどうのと言っているようではダメだと言うのです。
「商人としてのカンで商売をしなければならない」
これは斎藤一人さんの言葉ですが、松下幸之助さんにしろ斎藤一人さんにしろ、超一流の経営者と言われる方々は常に見えないなにかを感じ取っているのです。
経営は理論だと思っているが、実際そうかもしれませんが、超一流の人はその上に別の何かを見る。
見えない指標を感じとれるようになったとき、人は超一流になるのかもしれません。
僕も頑張りたいと思います。
by You