親愛なるあなたへ
人が何でこんなに嫌な目に合うかというと、そうでもしないと学ばないからのようです。
人間というのは頑固なもので自分を変えたくない。
するとこれはボカスカやられるしかない。
それでやられた暁にちょっとよくなる。
あんなにやられてつくづく嫌だなぁと思うと、ちょっとよくなる。
すごくよくなったりしない。
人間性の向上というのはさんざんエラい目に合ってちょっとよくなる。
こんなに嫌な目にあって、と思うのはその原因が分からないからそう思うのですけど、ちょうどいいくらいのやられ具合なのである。
みんな「それはやり過ぎだろう」と神様を恨むけど、神様は少し足りなかったという理由で気づきのステージに到達できない無駄を省くために、一番効率のいい量を考えている。
ですから決して無駄骨ではないのです。
by You