2015-06-14から1日間の記事一覧

実は見下している褒め言葉。

親愛なるあなたへ「大人になったね〜」とか「立派になったね〜」と大人は言います。最上級の褒め言葉のように思いますが、あれが実は相手を見下しているのである。人間には嫉妬心があるから、本当に立派になったりすごい人になると普通の人は素直に喜べない…

本当の夢。

親愛なるあなたへ人は何故自分の苦労を埋めたがるのか。相手にも苦労を求め、楽しさを拒否するのか。それは自分が選んだ道を間違っていないと思いたいからです。たとえば夢を持つとします。学校の先生になることが夢だ、お医者さんになることが夢だ。何でも…

やられっぱなしの訳。

親愛なるあなたへ人が何でこんなに嫌な目に合うかというと、そうでもしないと学ばないからのようです。人間というのは頑固なもので自分を変えたくない。するとこれはボカスカやられるしかない。それでやられた暁にちょっとよくなる。あんなにやられてつくづ…

親孝行。

親愛なるあなたへ子供は親のために生きているのではありません。育ててくれた見返りのために生きているのではありません。子供は子供のために生きているのです。「子供は三歳までに親孝行を終えている」天使のような子供の笑顔にどれだけの親が救われたでし…

死に方講座。

親愛なるあなたへ自分の死に方を具体的に紙に書いてみるといいのかもしれません。昔は延命治療が一般的でしたが、クオリティーオブライフ(QOL)と言って本人の生活の質が重視されてきている。その中で自分の意思が伝えられない状態のときに、親族や知人にど…

不届きな墓守。

親愛なるあなたへ先日、祖母が亡くなったのでお参りに出かけてきました。お通夜とお葬式ではありません。ただのお参り。自由を理念に「会いたくない人とは会わない」というコンセプトのもと、電子通信網を遮断していたら一通の手紙が届いたわけです。親族の…

正論が支えるもの。

親愛なるあなたへ何かを解決しようとするとき、人は二つに分かれる。一人は実践して結果を残そうとします。そしてもう一人は正論を述べようとします。たとえば何か事件があったとして、どうしたら防げるかとか、自分にできることは何かと考えるのが前者。徹…