油の落とし穴(その4)。

親愛なるあなたへ

まあ油、油と騒がしいなと思われるでしょうけれども、元・科学者の血に火がついてしまったのでこのまま突っ走ってしまいましょう。

体にいい油と悪い油は基本的に「折れ曲がり具合」の違いなのです。

油の構造は、実は単なる「長い棒」である。

この棒が集まって人間の体を作っているのですが、まっすぐな棒だけがあつまると動きづらい。

ところが曲がった棒があるとまとまりにくいからすぐバラバラになれる。

まっすぐな木の枝を両手でグッとつかむとまとまってしまいますが、曲がった枝を集めてグッとやろうとするとバランスが崩れてすぐバラバラにすることができる。

不健康な人の体は油の棒がまとまり過ぎてコリ固まってしまっているのです。

飽和脂肪酸というのは「まっすぐな棒」。

不飽和脂肪酸というのは「曲がった棒」。

ということで、曲がった棒をいっぱい集めようということである。

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