油の落とし穴(その10)。

親愛なるあなたへ

悪口ついでにもう一つ。

油の中で特に悪いと言われているのが「トランス脂肪酸」。

マーガリンやファットスプレッドショートニングに含まれています。

そもそもトランス脂肪酸とは何かというと、「不自然に折れ曲がっている棒」である。

もともと不飽和なので体にいいもののはずが、ねじれて不自然に折れ曲がっている。

これを「トランス体」と言います。

構造としては「対称的」なのでキレイなのですが体にとっては全くよくないらしい。

海外では当たり前に規制されているとのこと。

日本は特殊な国のようだ。

おそらく海外との歴史や政治的圧力などがあるのでしょう。

マーガリンは常温で液体の植物油を固めて使いやすくするため、「水素添加」という製法を取ります。

水素添加自体は「動物脂に近づける」つまり「折れ曲がりをまっすぐにする」だけなので別段問題ないのですが、まっすぐ伸ばすときに変にねじれてしまう油が出来てしまう。

これがトランス脂肪酸なのです。

トランス脂肪酸は体に不要で毒ですから、とらないに越したことはありません。

具体的には菓子パンやケーキやスナック、ファーストフードをやめるということです。

実践できるかは別として。

クリスマスですから。

ああクリスマスって素晴らしい。

みなさまメリークリスマス。

by You