親愛なるあなたへ
子供が親につきまとう。
どこまでもつきまとう。
うるさいほどにつきまとうけれども、それでもつきまとわれればやっぱりかわいい。
人間、時には相手に閉口されるくらいの執念があってもいいと思うのですね。
商売であれば閉口されるくらいお客さんに「具合はいかがですか」「何か不都合はありませんか」と聞く。
社内改革であれば周りから煙たがれるくらい同じことを繰り返す。
恋愛でも、これはひとくくりには言えませんけれども、何度でも想いを伝える。
相手は閉口するけれども、やっぱり「嬉しい」のもあると思うのです。
改革だって「メスを入れる」わけですから周りは必ず嫌な顔をしますけれども、「自分が思っても言えないこと、できないこと」を実行するのだから心のどこかで「爽快感」のような嬉しさがあると思うのです。
それだけの真剣さがある。
熱意がある。
たとえ閉口されても。
閉口されてもつきまとう執念を忘れないようにしたいものです。
by You