心に暇がある生物。

親愛なるあなたへ

自由人代表として、あまり男性、女性、と区別はしたくないのですが(現実的に心身ともに様々なケースがあり)、それでもだいたいと見ると、そこには心の余裕に大きな違いがあるようなのです。

それは、男性は心に暇がある生き物。

心に暇がある。

なんと素晴らしい。

人の悩みはそれぞれで個人差も大きいとは思いますが、男というのは実に心に余裕がある生き物なのです。

私自身が男だから分かる、というのもあるのですが、この前「女性の月のモノあるある」というコミカルタッチで書かれた記事があり、その中で「大量の経血や塊が出ると『私、死んじゃうの?』と心配になる」という内容を読んで、体験したことがないにも関わらず妙に共感を得てしまいました。

女性の体はホルモンバランスに常に支配され、数日ごとにずれてそれが体に影響してくる。

体調に現れる、気分に現れる。

イライラしちゃいけないと心では分かっていても、体がそれに追いつかない。

それを我々男性の無知で「女は分からない。気分屋だ。すぐかんしゃくをおこす」などと失礼極まりないことを言ってきたのだとすると、これは猛反省する余地があると、我ながら非常に小さくなったのを覚えています。

自分の心とは別の「外的環境(内的環境?)」の圧力に常にさらされながら命をかけたサイクルに毎月向き合っている。

簡単に言うと、そういう「嫌なもの」と常に向き合っている。

我々が「いいケツしてるな」と言ってるレベルと違う。

明らかに違う。

そのくらい男性は心に余裕がある生き物なのです。

その余裕のある性に、神様は何を与えたか。

偉大な経営者、音楽家、政治家に哲学者。

あらゆる分野で偉大なことを成し遂げた人は圧倒的に男性が多い。

それは、心に余裕があったからです。

そのエネルギーを別のところへ向けるよう神が作りたもうた。

日々の命と別のところにエネルギーを向けられる余裕が我々男性の中に潜んでいるのですから、是非その可能性を試してみようではありませんか。

by You