「悔しい」と「申し訳ない」。

親愛なるあなたへ

1年ほど前ですが、料理の板前さんをされている方がこんなことをおっしゃっていました。

「自分が出した料理をお客さんが気に入ってくれない、注文をつけてくる」「それに応えられないのは悔しいからよりいいの研究するんです」

この話を聞いたとき、この方は自分に厳しく切磋琢磨して素晴らしい努力をされているけれども、もしかしたらなかなか幸せにはなれないのかな、と思ったことがあります。

悔しい、と思っているうちはまだ本当の楽しさに出会えていないのかもしれません。

「塾の先生あるある」で、生徒さんの方が頭がよかったりものを知ってたりすることも多々あるのですけれども、個人的に一生懸命勉強するのは「悔しい」のではなく「申し訳なく」思う気持ちからです。

「申し訳ない」のは卑屈で嫌だと思うかもしれませんけれども、自分の好きなことなら全く心配いりません。

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