隣のカニ。

親愛なるあなたへ

今回宿泊している旅館は食事をレストランで取るのですが、不思議なオープン具合で(ソーシャルディスタンスはもちろんありますが)隣の食事内容が結構よく見えるのです。

オープンで隣の料理が見えるお店は数多ありますが、この度は普段そんなの気にしない人も(筆者も普段気にしません)恐らく隣の人の料理が気になってしまうであろう、謎の設計。

そのとき思ったのが、たとえ他の人が自分よりも豪勢な料理を食べていたとしても、集中できる料理であったらおそらくあまり気にならないんじゃないかということでした。

カニはですね隣の人のを見る暇がないくらい集中しないと食べられないというか、お腹が満たされないわけです。

旅していると色々不思議な気づきを得られるもので、人生も一緒で自分が一心不乱に集中できるものが見つかれば隣の芝生が青く見えても気にならなくなるんだと、本当にそうだなと思ったんです。

だからステータスを追うのではなくて自分の本当に好きなこと、打ち込めることを追うのだと。

by You