奥座敷。

親愛なるあなたへ

日本三名泉の一つ「兵庫の有馬温泉」であります。

「関西の奥座敷」へフラッと日帰りで行ってきました。

温泉好きであるにも関わらず「天下の三名泉」に日帰りで行ける贅沢に何故今まで気づかなかったのだろうと・・

金泉・銀泉という二つの異なる温泉が一つの市街地から湧いています。

金泉は鉄分・塩分を多く含み、見た目は少しだけ黄色みがかった茶色(これを「黄金色」と表現しているのでありましょう)で文字通りしょっぱい、これが体に隅々まで染み渡る効能を。

銀泉は見た目は透明なのですが、二酸化炭素を含む「炭酸泉」とラジウムを含む「放射能泉」の二つの効能を持っているそう。

全く異なる温泉が一つの地域から湧いているのが非常に不思議です。

ホテルにて旅館浴衣を着こんでプチ贅沢ランチをいただく。

そして食事後の「メインディッシュ」へ。

いや~気持ちいいですね。

幸せですね。

そのときにちょっとした気遣いにも気が付く。

幸せというのは他人のちょっとした気遣いに気づくことができる魔法のようなものかもしれません。

カランやシャワーで温度調整つまみを回すとき、熱いお湯でやけどをしないようボタンを押してロックを外してからじゃないと熱湯が出ない仕組みになっているのはよくあるのですが、冷水側のロックというのを初めて見ました。

やけどはしないかもしれないけど、冷たい水に当たってビックリしないように、と。

奥座敷の気遣い。

レベルの高いちょっとした気遣い。

こういうところにまた行きたくなるんですね。

p.s.

この度お世話になったお宿さんです。

有馬温泉 旅館 月光園 鴻朧館 公式HP

時間より少し早く入り口に到着するとドアマンの方に「○○様ですか?」と言われビックリしました。

ランチ入りする人が限られているとは言え、こんなにも全てを把握し、おもてなしの心があり心から感激しました。

スタッフの方の感じもよく、口コミも高いのがよく分かります。

よし絶対もう一回行こう。

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