2020-04-05から1日間の記事一覧

魂の敬礼。

親愛なるあなたへ最前線基地から飛び立っていった特攻隊機たちは、離陸後、急降下して羽を左右に三回大きく振って最期の別れの挨拶をしたそうです。想像だけでも涙なしには語れません。by You

離陸の時代を超えて。

親愛なるあなたへ帰りの飛行機機内。一連の学びの延長であったのでしょう。鹿児島空港を離陸。零戦に乗った若き軍神たちはそのとき何を想ったのだろう。懸命に意識を拡大してみても手に取るのは平和の中だけで生きてきた一人間の空回る記憶。彼らの想いを決…

空を舞う魂の和。

親愛なるあなたへ今回、鹿児島までは飛行機での空の旅。鹿児島空港に着くと「大阪ー鹿児島便」は強風のためなんと欠航になっていました。確かに飛行機はよく揺れ、機内でもその旨のアナウンスがあったのですけれどもまさか欠航になるとは思いませんでした。…

75年前のその日。

親愛なるあなたへ今回知覧に行こうと思ったのは、ある本の「30代のうちに一度は知覧へ」というくだりがキッカケでした。昨年あたりからの神社巡りを機に、日本の古代史、そしてそれに伴うようにして戦争などの日本の近代史に興味を持ちました。今年で満39歳…

不思議な線香の火。

親愛なるあなたへ「特攻平和観音堂」知覧平和会館に隣接するこのお堂は終戦の10年後、1955年(昭和30年)に建立されました。本堂に安置されている金剛像の胎内には特攻隊員たちの芳名を謹記した巻物が奉蔵されています。当お堂の前では毎年5月に慰霊祭が開催…

トコシエニサヨウナラ。

親愛なるあなたへデジタル文字では分からないと思います。文章の引用では伝わらないと思います。館内は撮影が禁止でした。もし知覧に行く機会がありましたら遺影とともにご覧になってみてください。遺影が並べられている順路二つ目の柱にあります。 絶筆度々…