つまんない塾でやっていること。

親愛なるあなたへ

個別指導で教えている現在、筆者の勉強に対するスタンスを明言すると、親御さん塾長その他から非難轟々なものですからこういうところでコソっと書くのが楽しみになっているわけです。

私は、相手がそれまで分からなかったり苦手だったことが「理解できた瞬間」を見るのがすごく大好きで、そのときの相手の瞳、パッと明るくなる顔色、どれをとってみても非常にたまらないのです。

先生を目指す人は「人の上に立ちたいんでしょ」「そのことで自己満足したいんでしょ」と言われることもあるのですが、別に「教え方が上手」とか「先生のおかげで受かりました、成績上がりました」みたいなことを言われなくても個人的には全く構いません。

褒められなくても評価されなくても、言い方が乱暴ですけどその生徒さんが「私をどう利用しようが」全く構いません。

ただ相手の理解できた顔を見れるのが一番楽しい。

先生や教師、コンサルタントを目指す人で先ほどのどれかに当てはまってしまった場合、急にやる気がなくなったり不機嫌になるのかもしれません。

とくに生徒さんに「利用されること」を嫌がる先生が多いようです。

ある男子生徒さんで、どんな先生がやっても勉強しなかったのが、最終手段で「超美人の先生」をつけたところ急に勉強するようになった。

それをみなさん「現金なやつだ」と言うのですけれど、私から見るとその生徒さんがつまんない勉強を頑張ってやって成績上がったのだから素晴らしいことではないですか。

その子も素晴らしいし経営手法も素晴らしい。

つまんない塾では勉強を好きになってもらうのではなく、学ぶ楽しさを知ってもらうのでもなく、ただ「なんかこの先生楽しそうにやってるな」と感じてもらうだけでいいのだと個人的には思うんですね。

学歴社会に否定的な記事を書いてしまった手前、シッカリつじつま合わせしないと。

by You