元・一流の危うさ。

親愛なるあなたへ

「一流」は素晴らしいことだと思うのですが、「元・一流」は非常に危うい。

それは私が体験的に知ったことで、高級ホテル(と言われる)ところで働いていたことがあるのですが、その人たちは過去のプライドもありますから自分たちが一流だと思っているけれども、実はとんでもないサービスになっている。

お客さんの前で自分の姿勢は落とすけれども、それが形骸化して、相手をもてなす気持ちの空白感から逆におかしな印象になることも少なくない。

記事にも書いたことがあるのですが、そのときはなるべくプラスの面を見ようと、そういう書き方をしてきましたが、全体像として客観的に捉える必要性、世界をより正確に伝えることからもこのような書き方をすることをご了承願えればと思います。

そういう理由から一流の名前かどうかに関わらず、また口コミやコメントの良し悪しに関わらず、さらにそこを使う経済的客層に関わらず、「自分の肌で感じる」ようにしています。

そうすればおおよそ間違いないように思います。

もちろん「元・一流」であり「現・一流」である素晴らしいところもたくさんあると思いますが、そういうところは経営者が常に兜の帯を締めている、ということでごくごく少なくなるのではと、色んな組織を渡り歩いてきた経験から出てくる感覚です。

とにかく元・一流の危うさは崩壊するときはあっという間、という格言を経営者の一人として私も心に留めておくと固く誓った今日この頃。

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