親愛なるあなたへ
人は何故競争してしまうのか。
それは自らの優位性を示そうとするためである。
どんな人にも育つ家庭で劣等感が生まれてくるから、その劣等感の埋め合わせのために競争する、というのが人間心理の一つだと思います。
もちろん健全な競争もあって、切磋琢磨して人間的な魅力と世の中の発展に寄与しているのは間違いありません。
どう見分けるか、ということなのですが、楽しさ、というのがどうも指標になりそうである。
前者は楽しくない。
後者は楽しい。
人間は基本的に楽しいことをしたい生き物です。
そしてこの記事の筆者は「楽しくないことはしなければいいじゃない」という持論の持ち主です。
競争が楽しいならすればいい、楽しくないならしなければいいじゃない、ということである。
積極的に競争から降りる。
我々真面目な日本人は、「逃げだ」という言葉に敏感に反応してしまいますが、是非積極的に逃げましょう。
合言葉は「逃げでいいです」。
コレですね。
自分から積極的に舞台を降りると戦わなくてすむのだから非常に楽である。
余計なエネルギーを使わなくて済む。
優位性、つまり自分に価値を見出すために戦うのだから、自分に価値を見出せるのならその戦いから降りてもなんの問題もない。
自分を好きになるコツは、世間の大舞台から降りて違うところに価値を見出す。
いわゆるニッチ産業ということですが、数は少数でも潰れることがないのです。
by You