自己ベクトル。

親愛なるあなたへ

人の視線が気になるとか、肩書きが気になるとか、彼氏・彼女とつりあってるだろうかとか、そういうことで人は悩みますけど、要するに、気にする「矢印」が自分に向いているのである。

その矢印を「外」に向ければ悩みは消えます。

それで、どうして自分に向けてしまうかというと、みんな「欲」を否定されてきたのです。

何か欲があったとき、「それはいけないことだよ」と周りが言うから引っ込めてしまった。

欲という「外に向いていた矢印」が、引っ込めるから「自分の方に」向いてしまう。

一番悩みが多い男女間の問題で、顔が気になるんです、という人がいたら、周りから「あんたとあの人はつりあわないよ」などと、言葉や態度で「あの人が好き」という欲を否定されてきたのである。

だから、容姿の問題とは言いますけど、「オレ、攻撃的ブサイクだから」なんて言って平気でモテてる人もたくさんいます。

私みたいな周りを気にする模範学生がどうして好き勝手できるようになったかというと、個人的にビジネスが好きですから、矢印を自分に向ける発言や態度を取ってくる人間がいたら、「コイツは金にならないな」と思えるからである。

恐らく立派な方々は欲を否定することで「我」を除かれるのですけど、あれが難しいのです。

欲を肯定すれば自分が好きになる。

世界中の人間が否定しても、私はあなたの正当な欲を認めます。

カンタンですから、是非覚えておいてください。

by You