勇気という点火剤。

親愛なるあなたへ

「何とか一度でも経験してもらえれば」

これが私がいつも願っていることなのです。

人間は自分が経験したことしか信じません。

だからサラリーマンは「会社を辞めると全てが終わり」という信念を強化します。

「死」を連想します。

ところが成功を目指し、自由を目指す人は「会社というものが不安定で、自分でビジネスを築いた方がはるかに安心できる」という信念を強化していきます。

「仕事ならいくらでもあるし、少なくともホームレスでも太ってる人がいる国なのだから死ぬわけない」と思います。

私は前者から後者へ移行したので、それぞれの気持ちがよく分かります。

結局人間最初に少しでも経験して「もしかしたら」と思えば、あとはそのまま行ってしまえると思っているのですね。

ただ最初に経験するには「根拠」が欲しい。

サラリーマンの信念から成功者の信念に、何か「とっかかり」になる根拠が欲しい。

しかし現実は99.9%の人がその根拠を得られません。

私も例外なくそうでした。

ですから最初は「勇気」しかないのです。

人間は強がっていても例外なくみな臆病。

そのどうしようもない怖さの中で震えながらも点火する「勇気」が、必ずや成功への信念に変わる日がくると、これは私の経験からも絶対なる信頼をおいて言えることです。

by You