温かいサービス。

親愛なるあなたへ

「極寒の中の温かさ」というのは何でか分かりませんが、それだけで全てを許してしまうくらいの上質なサービスである、と。

なかなか突っ込みどころ満載のホテルではありましたが、その中に一つ「電気毛布」なる人類の叡智が提供されており、空調がしっかり効いて布団だと逆になんだか暑い、閉塞感があるという「ホテルあるある」を完全に覆し、部屋の中は外気スースーで極寒だけれども、「頭から布団をすっぽりかぶりパラダイスの中で顔だけ出して外の冷たい空気を吸う」という極上のサービスを受けたが最後、すべてを「ゆるします」となってしまうわけです。

p.s.

布団が温かくて外気が冷たい方が気持ちいいのには訳があって、人間は寝るとき「深部体温を下げる」そうなんですね。

だから外気は冷たい方がよい。

夏よりも冬の方が眠りやすい。

けれども保温は必要だから、冬の布団のぬくぬくが極上なのは人間の生体リズムと大いに関係があるそうです。

p.s.2

ただし低温やけどに注意。

by You