親愛なるあなたへ
「不思議系」の世界は、これは好きな人も嫌いな人もお互いに放っておくのがいい距離感だと思いますね。
二人が近づくとほぼ必ずケンカが起こる。
たとえば個人的に好きな「方位学」であれば、好きな人は「あなたもやんなさい」と言うし嫌いな人は「そんなくだらないことやめなさい」となる。
好きな人は「なんでこんな便利なものをやらないのだろう」と思ってるし、嫌いな人は「なんでそんな無意味なことをするのだろう」と思っている。
口には出さないけれどもこの相いれない気持ちが意外に二人の関係性を上手に保っているとも思われますね。
p.s.
私の場合、たとえばそういう世界が嫌いな知り合いが超大凶方位に引っ越すことが分かって「これ絶対ヤバイことになるな」と、なんというか、行きつく先が分かっているのに助けないという非常な「罪」の気持ちを抑えつつ、関係性が上手くいくために「僕は方位とか信じてしまうんですよ」、みたいに後でその人が大変なことになったときに「もしかしたらそういうのもあるのかも」と思い出してもらえるキッカケのような会話でなんとかしのいでいる今日この頃ではあります。
by You