この世のこととあの世のこと。

親愛なるあなたへ

世の中の表も裏も、酸いも甘いも全てを知り尽くしたようなすごい方がいらっしゃいますね。

経営者の中でもそうですし、政界財界の中にも、あるいはヤクザ屋さんの中にもいらっしゃると思います。

恐らく世の中がどう動いているのかが手に取るように分かるのでしょう。

ここでふと思ったのですが、世の中のことを全て知ったときに人間は安心するのだろうか、ということ。

これはあくまで個人的な感覚なのですが、何となく安心できないのではないかなぁと思ったのですね。

理屈で言えば世の中は常に動いているから、その経験則がどこまで当てはまるか分からない。

その経験則が当てはまっても不思議とどこか本当の意味で安心できる自分がいない。

なので「どのくらい世の中のことを知ってる」というバロメーターは世間を渡っていく上で確実に必要なスキルになるけれども、自らの心を充足させ平穏にさせるものではないのかもわかりません。

それよりも「あの世」のことをちょっと知っておくほうが、もしかしたら「コスパ」はいいのかもしれませんね。

あの世を私は見たことないのですが、そういうのが見える人の話を聞いたり、お釈迦様や過去の偉人のお言葉を聞いたり、偉大な経営者含めそういう世界を探求している方のお話を聞いたり。

そうして自分なりに感覚をインストールする。

「現実の世界を知ることは世の中を渡っていくのに知れば知っているだけ必ず有利」「でも、あの世のことをちょっと知ってるだけで心の平安に対するコスパは最高」、とそんな風にも思えるんですね。

by You