専門家に任せる。

親愛なるあなたへ

難しいことは専門家に任せるとよいでしょう。

自分の付け焼刃の知識で完成させようとしない。

ある程度下地の知識をつけたなら、それ以上は専門家に任せる。

特に知識欲が強かったり、なんでも自分でこなそうとする独立精神旺盛な方にこの傾向が見られます。

かくいう筆者もそう。

なんでも自分の目と頭で確かめないと気が済まないタチですので・・。

もちろんそれも一理あり、大切な場面も存在します。

全部をお任せ!ではなくて、相手を見抜くための下準備として知識を入れる必要はあると思います。

しかし一経営者になってみて、たとえば税金の勉強をしましたが難しすぎるので諦めて「税理士さんとお話できる程度の知識があればいい」という経験をキッカケに。

さらに、予備校で高校化学を教えるようになり、高校の知識では説明できない、大学の量子力学やら熱力学やら難しい数式を使った物理化学の分野でないと説明することができない概念を、「生徒さんが何とか高校の知識で無理矢理納得しようとする」のを見て。

前者の「専門知識は知らないけど難しすぎるからとりあえずお任せ」という経験と、後者の「こちらは専門知識を知っているけれども相手が頑なに自分の知識で完成させようとする姿」を見る、という両方の立場を観察し、やっぱり「難しいことは専門家にお任せ!」ということでありますね。

by You