「変わらない人」の心。

親愛なるあなたへ

年齢を経ても「変わらない人」の心。

多くは大人になれば「いろんなもの」で武装したくなるのが人の常かもしれません。

肩書や年収、関わるプロジェクトの壮大さ、家族構成、あるいは雰囲気など。

しかし人間の中身はそうそう変わらないもので、成長した自分・立派になった自分を周りに認めてほしいという心理、承認欲求を満たそうとする、私たち大人の心は実はそういうものでできています。

その中で「変わらない人」。

見た目が「変わらないなぁ」と言われると嬉しいものですが、文脈の中で「(中身が)変わらないなぁ」と言われると自分が認められてないようで、それが嫌なのですね。

しかし、本当に変わらない人は「成長よりも自分らしさ」を大切にするのでその部分があまり気にならないかもしれません。

「自分らしく生きてる人」はたいがい普通の人より波瀾万丈な場合が多いので(笑)いつかも書きました「これ以上苦労したやつはいないだろう」と心の奥底でひっそり思ってたりします(笑)

「自ら道を切り開いてきた自分をよく知っている」という自信が先の承認欲求と無縁でいられる一つの基準ではありますけれども、それでも基本的に「自分らしい」という方針が他人からの「成長した」「立派になった」「すごい人になった」という評価と相いれない領域なのだと思います。

変わらない人の心は「他人から見た成長」に価値を置かない白紙の心。

そういう負担からの解放が永遠のピーターパンに「自由に生きている」という身軽さを感じさせる一つの理由なのではと。

by You