食の変化の不思議。

親愛なるあなたへ

先日41歳を迎え、ついに中年への本気力(?)を増してきた今日この頃。

30代から健康を意識するようになり魚を多めに摂るようシフトはしていたのですが、最近急に「お魚を好んで選ぶ自分」に気づいてビックリしました。

これまではどちらかと言うと「食べなくては」という意識が強く、肉が食べたいけれど魚も、でしたが近頃は本当にお魚が美味しく感じられますね。

幼少期、魚介類が大の苦手であった頃からは想像もつきません。

味覚の変化・食の変化は本当にあるのですね。

年齢を経るほど「あっさりしたものを好むようになる」そうですが、実に不思議なこの変化は人生の一興、まだ若い方々は是非楽しみにしていただければと思います。

魚を積極的に食べるのは非常によいことです。

ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)という多価不飽和脂肪酸は「血液をサラサラにする油」として有名で、それは化学を生業にしている小生からも太鼓判。

人が生きるためにプログラミングされた生体システムかは分かりませんけれども、それに「うまく乗っかる」。

この人生の七不思議の一つ(?)はおそらくバイオリズムのようなもので、その波にうまく乗っかるという作業が良い方向に向かわせてくれるのだと思います。

気学の世界で有名な竹下宏先生も「健康上の都合と運気上の都合は実は同じ」とおっしゃっていますが、例えば若い頃はお腹を出して寝ても平気だったものが年齢を経てくるとそうもいかなくなる、のと一緒で、若い頃は運気に多少抗ったとしても平気だけれども、年齢を経るとそうもいかなくなる、と。

ということは「食と運気の連動性」を考えると、その変化に上手く乗っかれるということが次の運命を開く鍵なのでは、と思うのですね。

食は人生の楽しみの一つですから好きなものを食べるのがよろしいかと思うのですけれども、「食の変化の不思議」という自らの運気や運命へのキーワードを生かすためにもプロローグづくりとして日々の食生活をちょっと見直してみる、というのも結構いいものです。

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