親愛なるあなたへ
屋外におけるマスクの非・着用を政府が推奨されましたね。
しかも夏に向け、熱中症対策として「強く」推奨されている。
けれども未だに屋外でのマスク着用率は限りなく100%に近い。
初回緊急事態宣言が発出された2年前のこの時期、「大阪モデルとウイルスの共生」という記事でも書いたのですが「今度は世間の風潮として外すのが難しくなる。」
まさにそれが当たってしまい、占い師でも何でもないですが日本人の性質を見ていれば当然の帰結でありましょう。
もはやマスクの着用を「何のためにしているか」というのが置き去りになっている。
小生はアンチなものですから「政府や医療の大先生方が言ったんだからいいんじゃね?」ということで5月の爽やかな風を顔全体で。
いいですね、「お上」が味方についているというのは(笑)
するとこの前近所のおばさん(いえご婦人)にギロっと睨まれてしまいまして・・・。
予防のためとは言うけれど、飲み屋さんや食事ではマスクを外して密な状態で大声で話しているわけです。
それには少しも目くじらを立てず、屋外で全く会話しない状態でマスクを着用しお互いに監視し合うというこの異様な光景の根っこにあるものは何なのか。
「スパイト行動」という言葉があるそうですね。
直訳すると「意地悪行動」。
身も蓋もなさすぎてある意味笑えてしまう言葉でありますが、簡単にまとめると「私が損をしているのだから、あなたも損をすべきだ」という思考回路だと言います。
「俺がマスクをして苦しい思いをしているのに、なんであいつはマスクをしていないんだ」と。
上記の記事が「なるほど、日本人の性質そのもの」という感じで膝をポンと叩き、座布団一枚!
ただ、こちらの記事に書いてありますけれどもスパイト行動の全てが悪いわけではない。
そういった我々日本人の一つの個性として、それが弊害となるときにはその性質を分析して積極的に対処していこうではありませんか。
屋外で会話が少ないならマスクはいらない、ですよ。
ウイルスを知り尽くした専門家が言っているのですから。
p.s.
こちらのスパイト行動、日本の自殺率の高さそして日本経済の低迷の一要因とも考えられ、我々の心身共々の豊かさのため、先に「全てが悪いわけではない」と書きましたけれども是非真剣に向き合っていかなければ。
「損をしてでも他人の足を引っ張りたい」日本人の"底意地の悪さ"が世界で突出している根本原因 | TRILL【トリル】
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