原点回帰。

親愛なるあなたへ

関西でお知り合いになった予備校の先生と親しくさせて頂いての「遠距離恋愛」。

本当はそういう関係ではなく男同士、しかも年齢も一回り離れた大先輩とのやりとりなのですが(笑)

今時のチャット感覚ではなく、メールに「しっかり文章を書いて」の交換日記風。

なので、誤字脱字あるいは言葉遣いなどに気を配る、「安易な友情」という表現はおかしいのかもしれませんが、「そういうのを遥かに超えた」貴重な関係を頂戴しております。

誠にありがたいことです。

原点回帰。

仕事で得意先や社内メールに正式な文章を打つ時とまた違い、かといって先ほど申し上げた世の中を席巻しているチャット風になるのでもなく。

もちろん堅苦しくなり過ぎず、お互いに冗談も交え時にはブラックジョークを言い合います。

さすがにお手紙までの原点回帰はハードルが高いのですが(笑)、オンラインで「いつでもつながる」「リアルタイム」という環境を敢えて離れたコミュニケーション。

やってみて分かったのですが、このような原点回帰で見えてくる人間関係があります。

チャットやビデオ通話では作れない距離感。

「拝啓○○様」まで仰々しいことはないのですけれども、それでも気心知れながらも礼節を重んじる、自分で言うのも恥ずかしいのですが人間として「非常に高貴な関係」を味わっているようにも思います。

リアルタイムという便利さにあやかるこのご時世に、せっかくなので何か一つ「原点回帰」に触れてみてはいかがでしょう。

忘れていた大切な感覚が蘇ってくるかもしれません。

by You