親愛なるあなたへ
死ぬ時の幸せ。
それを一言で表現するならばきっと「納得感」になるのでありましょう。
どんな人生であっても、人から見て波乱万丈であっても呵呵大笑のそれであっても、死ぬ間際に「自らが納得」すれば人は幸せに天国へ旅立てるのだと。
「自分らしく生きればよかった」「チャレンジしておけばよかった」「好きなことをすればよかった」「仕事ばかりしなければよかった」「家族との時間を持てばよかった」「行きたいところへ旅すればよかった」「記憶に残る恋愛をすればよかった」「健康を大切にしておけばよかった」「ありがとうと言っておけばよかった」・・・
死ぬ時に代表される後悔の全ては「納得がいかない」ものばかりなのだと思います。
人間は病気になって、体が言うことをきかなくなって、死ぬ間際になってはじめてこれまでの人生を心から振り返ると言われる、その時に。
自分の身体が弱ったときは人間の心はごまかしも何もきかない、その丸裸の魂が納得できるかどうか。
もちろん100パーセント全てに納得いける人生はそうそうないかもしれません。
それでも、その中でも今、可能な限りいつか迎えるそのときに納得できますように。
自分が納得すればそれでいい。
究極の幸せ論とはきっとこのことでありましょう。
by You