格差社会への挑戦。

親愛なるあなたへ

受験シーズン真っ只中。

共通テストは難しくなり、来年度はついに情報なる分野も出題され、明らかにできる人とできない人の差が広がってくる。

その難しさと特殊性ゆえ、私立志願者の共通テスト利用が減り、その結果色々なことへ波及している影響のほか、上で書きました「学校教育の格差」が広がってくる。

特にITが発達して情報がいち早く手に入る現在、何も情報がないところから自ら想像し構成する力が減ってきている、つまり「学び方が分からない」生徒さんが増えてきていると言われます。

政府が何故このような教育改革に乗り出したのか、その「裏事情」については、戦後大学や受験制度ができた時同様、諸々の複雑な流れがあるのだと思います。

先に現れたこの度の現象は偶然の副産物なのか、はたまた巨大な「裏事情」の出来レースの結果なのか。

いずれにせよ、現場の私たちにとって今は触れられないことであります。

ですから、目下現場を預かる我々ができること。

それは、難しい問題に対応できるような力をつけることではなく、自らの力で歩いていける、受験の狭い意味でいえば自ら問題を解くような勇気づけができる、そういうことなのだと思います。

もっともっと基礎を分かりやすく伝えられる参考書やツールを開発することなのだと思います。

私も頑張ろうと思います。

by You