断絶に伸びる階段。

親愛なるあなたへ

情報化社会の前、どれだけ情報を集めるかが問題解決の鍵でした。

そしてその問題を解決することが幸せに直結し、情報を知ることで人間が練れてくることも多かった。

インターネットがなかった小学生や中学生のとき、新聞を読め読めと言われたものです。

「情報過多社会」の今、問題はすぐに解決できる。

けれども複雑に絡み合った情報網から新たな問題、主に不特定によるバッシングや人間関係などが生まれてしまった。

そして他人の目が全てになってしまった。

だから、現代の幸せへ道はシンプルでいかに余計な情報網と縁を切るかです。

実にシンプルです。

そうして縁を切って寂しくなった頃、本当の幸せの階段、自分一人でも幸せな階段が現れ始めます。

SNSが骨の髄まで染み込んだ現代で、それは不可能であろうと言われれば、なかなか難しいことは承知の上です。

しかしアンチテーゼが活路を見出す。

正論・一般論が跋扈し、けれども世間が暗く幸せを感じていないのなら、いつもアンチテーゼが活路を見出す。

by You

本当に怖い人。

親愛なるあなたへ

本当に怖い人。

それは「あなたは自分のことが好きですか?」と平気で聞いてくる人です。

どんなに喧嘩が強くても口が上手くても、こういうことを本気で言ってくる人には勝てないのです。

人生の最終目標、神さまが設定したその伝家の宝刀を何の躊躇もなく振り下ろす人が本当に怖い人。

なのでそこから研究し出した筆者も「心を読まれているみたい」と言われて気持ち悪がられてしまう所以ではありますが(笑)半分冗談で、半分は本気なのですね。

もちろん相手の心などまったく読めませんが、けれども、何かがあれば最後はその宝刀を振り下ろすぞというどこかに心持ちがあれば自らの芯ができる。

もちろんそれは自分のことが大好きになってからではないと「諸刃の剣」で危なっかしくて使えないのですけれども。

それだけで人生は強気でいけるのだと思いますよ。

by You

明るい引きこもり。

親愛なるあなたへ

先日風邪をこじらせてしまい5日ほど家からほぼ出ませんでした。

ところが不思議とそれが心地よかったのですね。

お風呂も数日入らず、ただ部屋でゴロゴロぼーっと。

業界柄、ここ1ヶ月ほど仕事もないので何をするでもない時間。

不良中年に目覚めてからは「クビになって雇用保険」やら逆に「自主退職で雇用保険の残りやら」で(笑)この業界にお世話になる前からそういった休みを定期的に与えられてきたのですが、私はこれを「リセットの時間」と呼んでいます。

世間から自らを引き剥がす。

先の不幸のもとは人との比べ合い、ではないですが、できるだけ世間に染まらない。

そういう意志を神さまが察してくださったのか、定期的なリセットの時間を。

今回初めて「生きているだけで幸せ」というちょっと自分でもびっくりした感覚を得ました。

何にもしないと「何のために生きているんだろう」と、人間って必ず思います。

ところが明るい引きこもりには必要ない感情なのかもしれない。

「何のため」

大ベストセラー「嫌われる勇気」では「幸福は貢献『感』」だと。

自分勝手な貢献感。

個人的な例えでは、夢はあるけど何も成し遂げていないこの身、ただ「高校化学で生徒さんの役に立っているのかもしれない」という勝手な貢献感。

それと自由。

「勝手な貢献感」と「自由」が恐らく明るい引きこもりの正体なのかもしれません。

明るい引きこもりは今日も一日元気だ。

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幸福度。

親愛なるあなたへ

幸福度とは、どこまで行っても「いかに自分の中で自己完結できるか」なのだと。

かつて貧しくても東洋で突出して幸福度の高かったブータンという国が、今は大きく順位を落としているのだそうです。

いつか、ブータンを訪れた方の手記を読みましたが、そこでは貧しくても精神的な結びつきや、どう幸せと感じるか、という人間本来の姿があったと言います。

そこまで精神世界を切り拓いた高潔な場所でさえ、情報手段の発達で諸外国の豊かさを知り、「比べはじめた瞬間」から人間の幸福は影になる。

自己完結、いかに比べないか、というのが、これはそういう事例を見てもやっぱり本当のことなのですね。

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通帳の鼓動。

親愛なるあなたへ

お金の鼓動を聞く。

お財布を変えたり何をしたり。

もし経費がかかる風水に抵抗があれば、費用のかからないお金の鼓動を聞いてみる。

それがお金の出入りのリズムです。

毎月決まった日に入金・出金・引き落としがある。

概してこのリズムがバラバラになってくるとお金が出ていく傾向が強いという。

それは極めて理に適ったことで、どこに何を使ったか、その管理の能力がそのまま映し出されていると。

ドックンドックン。

自分で通帳を眺めていても気持ちいい、美しいというリズム。

そういうシンプルな管理方法もあるみたいなのですね。

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ゲームの新世紀。

親愛なるあなたへ

昭和の頃まで、いや平成に入ってからも勉強は勉強、仕事は仕事、遊びは遊び。

でも今はyoutuberの方々をはじめ、自らの趣味をビジネスに変えることができる時代ですね。

そんな中、昨日学校でも「春休みの宿題がゲームをすること」という記事を見つけてとても嬉しくなりました。

私はやったことがないのですが、それでも黄金世代で「桃太郎電鉄」というテレビ(PC?)ゲーム。

news.yahoo.co.jp

7000校以上でその教育版を取り入れているらしく、遂にこの時代が。

素晴らしい時代が来た。

人生は遊びでゲームで、何かしなくちゃいけない、という義務はなく、自らの選択で楽しむことが分かる時代が来た。

自身の経験から少々偏見も含みますが、巨大で堅くて変えるのが難しい教育の場までそれが浸透し始めた。

なら、身軽な私たちができないハズないではありませんか。

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再スタートの意義。

親愛なるあなたへ

今日ずっとお休みしていた週一回のランニングを再開してみました。

2021年初頭に急に思い立ち、2022年、2023年前半までは続いたのですが、その後3日坊主。

でも、この再スタートのメリットが分かりました。

それが、肩の力が入らないこと。

初めてのことはなんだか力んでしまって続かなくなることもあるけど、一度やめてしまったものなら「別にやめてもいいんだ」「適当にやればいいんだ」と身体がどこかで秘かに思うみたいなのです。

なので最初から頑張らないで、一旦やめて、再スタートでやってみる、なんてのが意外に続く方法論かもしれませんね。

by You