幸福度。

親愛なるあなたへ

幸福度とは、どこまで行っても「いかに自分の中で自己完結できるか」なのだと。

かつて貧しくても東洋で突出して幸福度の高かったブータンという国が、今は大きく順位を落としているのだそうです。

いつか、ブータンを訪れた方の手記を読みましたが、そこでは貧しくても精神的な結びつきや、どう幸せと感じるか、という人間本来の姿があったと言います。

そこまで精神世界を切り拓いた高潔な場所でさえ、情報手段の発達で諸外国の豊かさを知り、「比べはじめた瞬間」から人間の幸福は影になる。

自己完結、いかに比べないか、というのが、これはそういう事例を見てもやっぱり本当のことなのですね。

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