親愛なるあなたへ
自分の死に方を具体的に紙に書いてみるといいのかもしれません。
昔は延命治療が一般的でしたが、クオリティーオブライフ(QOL)と言って本人の生活の質が重視されてきている。
その中で自分の意思が伝えられない状態のときに、親族や知人にどうしてほしいかというアンケート用紙のようなものが病院から配られているそうなのです。
心臓マッサージは必要か、輸血は、酸素吸入はなど治療の細かい指示や、死んだ後の葬儀方法、献体や臓器提供の有無など。
私もやってみたのですけれど、チェックマークをつけるところだけでも意外に考えこんでしまうものです。
ところが一通りやってみると最後は不思議な安心感を得られました。
逆説的ですが、早いうちから死に方を研究すると安心して生きることだけを考えられるようになります。
頭で考えてます、ではなくて実際に書いてみる。
自分の判断を見える形で残す。
やってみると面白いと思います。
by You