親愛なるあなたへ
2011年3月11日に起きた、東北地方太平洋沖地震。
多くの方が被災され、死者・行方不明者が現時点で2万人を超すという、戦後、類を見ない災害に見舞われました。
当日、僕はたまたま仕事が休みでした。
午後2時50分前、船の上で感じるような、ゆっくりとした揺れを感じたので、テレビをつけました。
僕の部屋は幹線道路の近くにあるので、常に地震のように揺れています。
でも、揺れのカンジがいつもと違うな、と思いました。
テレビでは、Live映像で目を疑うような光景を見守るしかありませんでした。
現実なのかな、とも思いました。
大きな悲しみに直面したときは、幸運をお祈りしましょう。
悲しみに共鳴しては、いけません。
悲しみの共鳴は、マイナスエネルギーを留めておくことにしかならないからです。
悲しみの共鳴から離れることは、痛みを無視することにはなりません。
痛みを目の当たりにした次の瞬間に復興を願うのが、幸運をお祈りするということです。
被災者の方がいち早く幸せになることを願う、ということです。
僕も、わずかながらですが、募金をさせて頂きました。
募金と共に、被災者の方々が笑顔になっている光景を、想像しています。
僕は現在大阪に住んでいますが、離れた地域では、被災感覚がどうしても薄らいでしまいます。
自分自身の心に問いかけたり、周りを見たりしても、それを強く感じます。
僕の場合は、実家が被災地域だったので、なんとか感覚を失わずに済んでいます。
遠く離れた地域でも、幸運を願うプラスのエネルギーを送りましょう。
物資や金銭的なもの以外に「思考」のエネルギーが、必ず、復興の大きな力になります。
被災者の方々のご幸運を、心から、お祈り申し上げております。
by You