ケンカを売られるのは、若々しい証拠だ。

親愛なるあなたへ

大人になると、ケンカをしなくなります。

大人でも、大人のケンカを大いにしていいのです。

でも、ときどき子供のケンカをふっかけられることがあります。

子供のケンカをふっかけられると、「幼いね」「子供だね」と切り捨ててしまいがちです。

でも、ケンカをふっかけられるというのは、あなたが若いからなのです。

この人だったら自分と青春を共有できるという若々しさを持った人に、子供はケンカをふっかけるのです。

子供やヤンチャしている人たちは、オヤジには決してケンカをふっかけません。

ケンカしてもツマラナイからです。

世間のことを訳知り顔で淡々と語られても、ぶつけたい情熱の肩すかしをくらうだけだからです。

社会問題になった「オヤジ狩り」は、ケンカではなく単なる略奪です。

コミュニケーションではありません。

子供のケンカをふっかけられたら、「自分は若い!」と胸をグイと張ることです。

子供のケンカを必ず買いなさいということではありません。

ケンカをふっかけられたこと自体を切り捨てない、ということです。

子供のケンカを大人のケンカに持っていけたら、上級です。

子供のケンカを売られる人に、なろう。

by You