切り抜けるしなやかさを持とう。

親愛なるあなたへ

目の前に出された課題に取り組んでいくことはとても大切なことです。

どんなに厳しくても、目をそらさずに取り組んでいくのです。

僕は自分の人生と真正面から向き合う人間を目指しています。

自分自身から逃げることが嫌いなのです。

でも、逃げることが必要なときもあるのです。

自分の責任や自分自身から逃げるのではありません。

自分と周りがハッピーになるために、マイナスオーラに巻き込まれないようにうまく逃げていくのです。

それが、ビバークする、ということです。

自分の運気がそこまで上がっていないときに下がり切っているところをハッピーにしようと思っても、難しい。

仕事を拡大解釈した無意味な厳しさや巧妙な責任転嫁と戦おうとしても、自分のスキルが育っていないうちは負けてしまいます。

僕はそういう環境にどっぷりつかっている人に「逃げてるね」と言われても、別に構いません。

「逃げでも、いいです」と答えています。

運がいい人たちは、僕に「逃げてるね」とは言いません。

「逃げてるね」という言葉を軽々しく使わないのです。

「逃げてるね」という言葉を簡単に口に出す人は、その環境から抜け出せない自分にいい訳をしているだけなのです。

自分自身から逃げていることをハッキリ叱って下さる方には、愛があります。

2年前に中谷彰宏先生の個人コンサルティングを受けたとき、厳しく指導くださいましたけれども、そこにはやっぱり愛がありました。

「逃げる」という言葉でひとくくりにしてしまうと自分を追いつめてしまいます。

「逃げる」という言葉にがんじがらめになって身動きが取れなくなってしまうと、「逃げないで向き合う」というのが何のための格言なのかが分かりません。

巻き込まれないように上手く逃げるのは、切り抜ける、ということです。

そういうしなやかさを持つということです。

何でもかんでも投げ飛ばすのではなくて、向き合うことと切り抜けることのバランスを取りましょう。

逃げること全てに罪悪感を持たないのが、自分の人生を輝かせる秘訣なのです。

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