逃げるところ、逃げないところ。

親愛なるあなたへ

世の中は逃げるな逃げるなと教えます。

僕の場合は斎藤一人さんから学んで、逃げろ逃げろと伝えています。

それで、どっちが正しいかというと、基本は逃げるのが正しい。

でも、それはまともな人に対してなんです。

自分の責任から逃げまくってる人に「逃げろ逃げろ」って言っても上手くいかないに決まってるんですよ(笑)

全部逃げるとか全部逃げないとか、どっちかに偏っちゃうからマズいんです。

どうして人生上手くいかないかというと、逃げちゃいけない時に逃げて、逆に逃げていい時に逃げないからですよ。

たとえば、商売でも何でもお客様のクレームからは逃げちゃいけないんです。

まともなクレームの場合ですよ。

それで「こういう改善点が見つかった、ありがたい」って感謝する。

逆に、こういうクレームを部下のせいにする上司や会社からは逃げるんです。

これを世の中の人は全く逆のことをしてるんですよ。

改善点を提供してくれてるのにそれからは逃げて、逆に社内政治とか傷の舐め合いからは全然逃げないんです。

だから人生が変わらないんです。

何と言うか、本当に勘違いしているだけなんですよ。

理不尽だ、筋が通らないっていうときは迷わず逃げていいんです。

社会はこういうものだ、学校じゃないんだなんて変な理由からは一目散に逃げていいんです。

そのかわり、改善点を指摘してくれたらキチンと受け止める。

まぁこれも本当に自分のためを思っているのか見極める必要があるのだけれど(笑)

世の中の人は本当に逆のことを考えています。

逆のことを刷り込まれるから、ひたすら職場に縛られる。

辞めたいのに辞められない。

そういう見えない鎖につながれてしまうんです。

またその鎖が正しいと部下に教えるから延々と不幸が続くんですよ。

職場だけではありませんよ。

家族関係や友人関係、恋愛だってそうです。

おかしなことからは逃げていいんですよ。

どんなに正しそうな理屈を並べられても、あなたがおかしいと思ったものはおかしいんです。

そのかわり、耳が痛いなと思うことにはきちんと向き合う。

これはすぐに分かるんです。

素直に聞けば分かる。

耳が痛いというのは、相手が愛情で言ってくれてるんだと分かるときなんです。

お客さんも色々文句つけたって、本当は言いたくないことを愛情で言ってくれているんですよ。

これが分かれば間違うことがありません。

自分の成長に役立つと思ったら逃げない、それ以外は全部逃げる。

損得勘定でいいですよ。

これができれば人生成功間違いなしです!

by You