親愛なるあなたへ
人間は親切が好きです。
優しくしてくれるのが好きです。
本当はそうなんですね。
でも世の中色々です。
そうではない人もいるのですね。
親切が嫌いな人もいる。
そのときにちょっと見極める必要があります。
親切にし過ぎるのをおせっかいと言います。
おせっかいになると相手は嫌がります。
そのときは反省すればいいんですね。
ところが、中には本当に親切が嫌いな人っているんですよ。
親切にするとなぜか「甘っちょろい」と思う。
優しくされるのが嫌なのです。
世の中を厳しく厳しく生きたい人がいます。
暗く辛く生きたい人がいます。
そういう人に親切にしても、親切をすごく嫌がるのです。
この判断が難しい。
でも、おせっかいと親切嫌いは全く別物ですからよ〜く見れば大丈夫ですよ。
親切嫌いは他人に親切にしません。
自分のことだけを考えています。
もちろんまずは自分のことを助けるのですよ。
暴れることもあると思います。
それでも、実力がついたり知識がついたら人様のために役立てようとするじゃないですか。
分からないことがあったり困っている人がいたら助けてあげるでしょう？
自分が苦労したなら相手は同じ苦労をしないように優しく教えてあげるのが人間としての当然の姿なんです。
ところが、親切を嫌がる人は助け合いを嫌がります。
自分が辛い思いをしたから、それを相手にも求める。
自分の経験した劣等感を相手の不幸で埋めてバランスを取るんです。
しかも、そうやってバランスを取ってることに気づかないから始末が悪い。
そういう人にはできるだけ近づかないようにね。
親切嫌いな人には「親切にしないこと」が親切なんです。
助け合いが嫌なら、助け合わないとどうなるかを学んでいます。
傷つけ合いながら魂を成長させる。
それでいいのです。
自分はそういう風にならなければ大丈夫。
いい人や優しい人は、親切嫌いにも親切にして「おせっかいなことした」って潰れてしまうけれど、悩むことはありませんよ。
世の中には助け合いが嫌いな人もいるのだと知ってるだけで十分です。
助け合いが正しいかどうかっていう、難しい話は僕はよく分からないのです。
でも、愛と優しさと親切は最強の幸せ論ですから、きっと間違いないですよ！
by You
