後悔しそうなことはやっておいた方がいいよね。

親愛なるあなたへ

死ぬ前に後悔することっていくつあるだろうか。

当事者になるのはもちろん、お世話になった人が死んでしまうこともある。

今はできない、できそうもないけど、やっておかないと後悔するかもしれない。

自分が死ぬとき、いい人生だったと笑いながら死ねるか。

お世話になった人が逝くとき、心残りなく見送れるか。

僕は人格者から程遠いから道徳的な話はできないのです。

不良だしね。

だから苦しくなるまで素晴らしいことを勧めません。

立派な生き方を求めません。

自分ができないからさ。

でも、後悔しない方がいいんじゃないか。

後悔するくらいだったら今やっておいた方がいいんじゃないか。

後悔するのは嫌だ。

そんな衝動にかられるときがあります。

その辺は損得勘定でいいのです。

後悔したくない。

その一点。

後悔するくらいだったら誰が何と言おうと自分の思う通りに生きた方がいいんじゃないか。

どんなに嫌でもお世話になったら「ありがとう」の一言をかけた方がいいんじゃないか。

もちろんね、自分が苦しくなるまでやらなくていい。

今の生活に満足していれば無理に人生を変えることもない。

どんなにお世話になっても何かがおかしいと思えば離れればいい。

それでも後悔しそうなら、損得勘定で、今、やっておいた方がいいんじゃないか。

損得勘定ならやってみようと思う。

世間は立派なことは損得勘定でやってはいけないと言います。

だから世の中こんなに暗いんですよ(笑)

心が軽くなるのであれば、立派なことを損得勘定でやっていいのです。

本当にときどきですけど、僕は死を思います。

死を目の前にしたら人はどうなるのだろう。

きっと自分の全てが出てくる。

自分の全てがさらけ出されるとき、後悔が占める部分はきっと大きいに違いない。

それを少しでも減らせば苦しまずに済むのではないか。

後で自分が苦しまないために、後悔しそうなことを、今、損得勘定でやっておいた方がいいんじゃないかな。

でも、苦しくなるまでやらなくていいよね。

辛いこと、苦しいことは個人的に嫌なのです。

忍従の美徳を全うする素晴らしい方とは正反対ですが、心が軽くなって自由に生きる術の一つなのではないかと、そう思います。

by You