獄中極楽。

親愛なるあなたへ

精神論をやってると「今をありがたく思え」というお決まりの言葉があります。

実際はね、何もなしにありがたく思うことなんてできないのです。

ところが、今よりももっとひどいところを知ってると嫌でもありがたく思う。

人生がだんだん悪くなってる人って、悪くなってるのではなく、本当は今のありがたさを知りたがっているだけなのです。

分からないからどうやったらありがたさを感じるだろうか、と思う。

次で気づけなければ次、次で気づけなければ次ってやっていく。

頭が悪いのではなく、魂は後の上がり感を期待しているのである。

すると、あの地獄に比べたらここは天国だな、と思う。

周りの人がどんなに不平や文句を言ってても不思議に思ってしまう。

いやここは天国でしょうと。

下がれば下がるほど色んなことがありがたいと思う。

だから落ちていくのも実は悪いことではありません。

そして落ち切ったときに全てがありがたくなるから、あとは全部幸せなのです。

地獄を体験した人はちょっと上の地獄が必ず天国に変わります。

そして、「天国だ天国だ」と言ってるうちに本当に天国に行きつく。

そういう法則になっています。

だから今落ちていってる人も安心してください。

必ず幸せになれますよ。

by You